【宿泊旅行情報サイト】[Japan travel site]後絶たぬ水難 川の危険どう周知｜09月17日 高知県のニュース

09月17日　16時23分

今月13日、四万十市の四万十川で、沈下橋から飛び込んで遊んでいた大学生２人が死亡した事故で、この橋の周辺では平成15年から13人が水難事故で死亡していたことがわかりました。

今月13日、四万十市の四万十川の勝間沈下橋から飛び込んで遊んでいた大阪 豊中市の大学生 小川寛加さん（21）が溺れ、助けようと川に飛び込んだ兵庫県西宮市の大学生 東田達直さん（21）とともに行方が分からなくなり、その後、死亡が確認されました。

国や地元自治体、消防などで作る「水難事故等防止連絡会」によりますと、この沈下橋の周辺では、統計が残っている平成15年から今回の事故を含めて、12件の水難事故が起き、13人が死亡していたことがわかりました。

このうち少なくとも８人が県外からの観光客だったということです。

現場周辺では水深が深く川の流れが急なため、連絡会が注意を促す看板を設置したり、警察が見回ったりしていたということですが、遊泳自体は禁止されておらず、川の危険性を知らない県外からの観光客などに危険性をどう周知するか課題となっています。

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